下仁田ネギ
ねぎは中国西部あるいはシベリアの原産とされています。
日本には中国から渡来しましたが、「日本書紀」に「秋葱」(アキギ)の名前で記述があり、古くから栽培されてきました。ねぎの古称は「キ」といいます。
下仁田ねぎは、ねぎの中でも変りもので、群馬県甘楽郡下仁田地方特産の一本ねぎです。200年以上前に長野県に近い下仁田の西牧地方で栽培されたのが始まりと言われ、徳川幕府にも献上されたことから、「殿様ねぎ」とも呼ばれています。明治4年、東京で開かれた万国博覧会で出品され、広く知られるようになりました。
栄養価
- ねぎ特有のタンパク質「ミューシン」と香辛料「硫化アリール」の含有量が、他のねぎの3倍もあり、ビタミンB,Cに富むなど栄養価が高いです。
- ミューシンは、卵白類似のタンパク質であり、硫化アリールは、脳の栄養生長に必要な成分で、思考力を豊かにし、神経を刺激して消火液の分泌を増し、消化を助けます。
- 繊維が全くなく、ごく短時間で豆腐のように柔らかくなり、お口に入れると、とろけるような舌触りがします。
| 日程 |
項目 |
内容 |
| 10/10 |
種蒔 |
種を蒔いた後、土の温度を上げるためと殺中効果のために寒冷遮(ビニール)をかけます。 |
| 4/25〜5/10 |
植える |
密集していたところから芽が出て10cm位の背丈になったら、1度目の手作業での植え替えを行います。成育を促すため間隔を10cmにしながら植えていきます。 |
| 7/15〜8/5 |
本植え |
2度目の手作業による植え替えです。猛暑の中、植え替えをすることにより甘味成分を増やすため行います。 |
| 8/15〜9/30 |
消毒 |
葉の部分に消毒をします。アブラムシや赤渋(葉の部分に赤い点々が付く病気)の駆除のために行います。必要最小限の農薬散布に努めています。 |
| 9/15 |
中耕、肥料 |
湿害防止と土中への酸素補給のため、除草を兼ねて中耕を行います。 |
| 10/15 |
肥料、土寄せ |
太くなるよう肥料を与え、葉の部分のしまりを良くし、品質を向上させるため耕運機で土寄せ(作上げ)を行います。 |
| 11/25〜予定 |
掘り取り、発送 |
鋤(すき)で一本づつ掘り取りをし、2〜3日乾燥させたのち、根を揃え箱詰めをします。霜が降りることにより甘味が増すため早くても11月25日以降になります。 |
|